建設業とは

それぞれの業種が一定の規模を誇り、社会に貢献しています。建設業と呼ばれる業種もその一つです。

建設業と言えば皆さんにも同じで、ぱっと聞いてもすぐにイメージができるかと思いますが、ここではそんな建設業について詳しく話をしていきます。

建設業とは何をする業種なのでしょうか。それをわかりやすく言うならば、建設工事の完成を請け負う営業だということになるでしょう。

日本においては、主に土木建築に関する工事で、建設業法によって規定された建設工事の種類の中にある工事の完成を請け負う営業を言います。

建設と言えば、わかりやすく言えば建物等の大きなものを作る仕事です。従って技術、安全管理等が非常に重要になってきます。

さもなければ大きな事故の発生に繋がりかねません。

そのために建設業に関しては許可に関する規定がこと細かく定められています。

よって大きな建設工事の完成の請負を営業とするには、原則として請け負う建設工事の種類ごとに、政府関係の関連部署からの許可を受けなければなりません。

皆さんは建設工事に関して「元請」や「下請」といった言葉を聞いたことがあるかと思います。ここで言う「元請」は建設工事の発注者、即ち最初の注文者から直接建設工事を請け負う業者のことを言います。

「下請」は「元請」から更に工事を請け負って作業をする建設業者です。

また下請から更に請負をする「孫請」と呼ばれる二次下請、更に二次下請から更に次の下請に発注する三次下請である「曾孫請」も存在します。

或いは同じようにさらに下に請負に出す場合もあります。ですがこのうちのいずれの建設業者であろうと、「元請」だろうと「下請」だろうと、更にそれ以下であろうと、いずれであれ許可が必要です。

これらは何れも一定の規模を持ち、下へ行くほど小さな業者となることが多いようです。またこれらの建設業者の中には従業員がおらず、事業主一人だけで作業を行う建設業者もいます。

それは建設業者ではなく、まるで自分の腕を頼りにした昔ながらの職人のような人をイメージしますが、こういった建設業者の場合は一人親方と呼ばれることがあります。

このように小規模で、業者と言うより職人と呼んだほうが適切なような建設業者であっても、規定された工事の規模の範囲を超えれば、たとえ事業主一人の建設業者の場合であっても建設業許可が必要となります。

丸投げ

ところで建設業の世界では所謂「丸投げ」という言葉が存在します。この言葉を聞いて、皆さんはその意味をある程度推測できるかと思います、「丸投げ」とは建設業者が注文者から仕事を請け負ったものの、その工事を自分でやらずに、全ての仕事をそのまま他の業者に一括発注することです。

この丸投げは建設業法という法律で禁止されています。

厳密に言えば民間工事においてはこれに関しての例外規定が存在しますが、少なくとも建設工事の仕事を請け負ったものの、その仕事を請け負った元請人が監督員等を常駐させないまま、そのままで下請けの業者に仕事を出すことは法律違反となります。

そうしたことはモラルに違反しますし、管理面、安全面において重大な瑕疵を生むことになりかねません。建設業を生業として営む請負人が、発注者から建設工事を請け負ったのは、勿論価格もさることながらその技術力や安全管理、並びに工事実績等を信頼されてのケースが多いのです。

従って一部の仕事を下請に出すのであれば、監理技術者や主任技術者等十分な人員、スタッフを配置し、技術的な管理責任を果たすことです。

そうした上で一部の工事を下請けに出します。それが建設工事の質の確保、及び請負人の信頼の確保に繋がることになるのです。